日本人はどうして英語ができないのか
殆どの日本人が中学・高校と6年間に渡り英語の授業を受けていますが、
「私は英語ができます」と胸を張って言える人がどれほどいるでしょうか
かくいう私も「アイ キャン スピーク エングリッシュ」と大きな声で言えない日本人の1人でした
日本人はなぜ、胸を張って英語ができると言えるレベルに到達できないのでしょうか
そもそも英語ができるとは?
どんな時に「自分は英語ができる」と感じるでしょうか
街で外国人に道を尋ねられて、英語で説明できた時!
好きなアーティストのインタビュー記事を英語オンリーで読めた時!
海外のお友達とメールで連絡を取り合った時!
人それぞれ、シーンは色々あると思いますが、
これらはいずれも英語で「聞く」「読む」「話す」「書く」という動作をしています
この4つの動作をスムーズに行えた時に、どうやら人は「英語ができる」と実感するようです
じゃあ、この4つの動作をトレーニングすれば英語ができるようになるのでしょうか
もっと違った切り口があるのではないか
大雑把に言へば「聞く」「読む」「話す」「書く」のトレーニングを積めば英語ができる
と言っても間違いではないですが、それでは具体的にどんなトレーニングをすればいいのか?
と問われた時に、ちょっと答えに詰まってしまうのではないでしょうか
TOEICの問題集をやりますか?
YOUTUBERでTEDを観ますか?
カードで単語を暗記しますか?
いいと思います。
でも、どれだけ多くの人が、英語学習の過程で挫折してしまっていることでしょうか
なぜ日本人は、英語をものにできないのでしょうか
それは、「動作」と「能力」を取り違えてしまっているからなのかもしれません
「聞く」「読む」「話す」「書く」は能力ではない
「聞く」「読む」「話す」「書く」は能力ではなく、動作です
英語力を構成するスキル・能力ではないのです
確かに、聞けて、話せて、読めて、書ければ英語を自在に操ることはできます
でも、「聞く」という動作一つをとっても、注意して考えてみれば、
複数の能力が必要だということに気づきませんでしょうか
英語という耳慣れない音を「言葉の音声」として認識し、
認識した単語の意味を理解し、
単語を組み上げ文として意味のある形に均していく
パッと思いつくだけでこのようなプロセスを経ています
そして、「音声認識」「文法」「単語」というキーワードが出てきましたね
この辺に何かヒントが隠されてそうです
それではもう少し「動作」と「能力」を詳しく見ていきましょう
外国語の動作を能力に分解してみよう
聞く
英語の音を言葉として耳で認識する能力:聴聞力(+アルファベット)
聞き取った英単語の意味を理解する能力:単語力
聞き取った英語の文構造を理解する能力:文法力
上記能力を会話上のスピードで処理する能力:反射力
読む
英語という記号を目で認識する能力:アルファベット
読み取った英単語の意味を理解する能力:単語力
読み取った英語の文構造を理解する能力:文法力
話す
必要な言葉を取り出す:単語力
言葉にしたい内容を組み立てる:文法力
話したい内容を発する:発音力(+アルファベット)
上記能力を会話上のスピードで処理する能力:反射力
書く
必要な言葉を取り出す:単語力(+アルファベット)
文章にしたい内容を組み立てる:文法力
能力が重複している
英語能力を分解してみると、同じ能力が動作を跨って重複していることに気が付きます
例えば「聞く」と「読む」
耳もしくは目から入ってきた英文の、単語の意味を理解し、文法知識で文構造を理解し、文脈を解釈していく
情報の入口が「耳」「目」という違いはあれど、処理してる情報や過程は同じではないでしょうか
処理する内容や過程が同じであれば、必要とする能力やスキル、知識も同じではないでしょか
英語を構成する能力は5つ
聴聞力
文法力
単語力
反射力
発音力
(+アルファベット)
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの動作を分解すると、
この5つ(+α)の能力に分解することができました
反射力は少し特殊で、それ単体で存在する能力ではありません
聴聞の反射力
文法の反射力
単語の反射力
発音の反射力
というように、その他4つの能力の反応速度のスキルです
因みにアルファベットですが、、
こちらの扱いにはまだ迷っています?
一番最初に学習するパートだぞ!
でも能力として独立させるのは違和感ある、、
かといって無視もできないし、、
といった具合でして。
僕自身学習を進める過程で何か見出せるタイミングがあるかもしれませんので、
現状は「プラスアルファ」的な仮のポジションに収めておくということで許してやって下さい
構成している能力がわかれば、効果的な学習方法も見えてくる
ここまで分解してみると、どの能力をどんな学習法で磨いていくべきなのか
今までよりもよりイメージできるようになったのではないでしょうか
とにかく聞けばいいのか!とYoutubeでTEDの動画を再生したところで、
音声として認識し、(聴聞力)
膨大な数の単語を変換し、(単語力)
文法構造を理解する。(文法力)
それもネイティブスピーカーのスピードで!(反射力)
そんなもん、これだけの多勢に無勢、いきなり同時に相手にできるわけがありません
目指している語学レベルに合わせて、適切な能力に対する適当な学習でバランス良くスキルアップしていく必要があるわけです
学習方法は人それぞれですが、例えばTEDを教材として選ぶのであれば一つの目安として
字幕を読んで理解できるか?
で、その教材に対して自分の足りない能力を判断します
単語の意味がわからない(単語力不足)
単語ひとつひとつの意味はわかるけど長いひとつの文として繋げて解釈しようとすると途端にわからなくなる(文法力不足)
字幕は理解できるけど音声と一致しない(聴聞力不足)
話すスピードが速い!再生速度を落とすと理解できる(反射力不足)
このように、言語を構成する能力という視点で斬り込めば、自分に不足している能力をはっきり認識することができます
自分に足りないものがわかれば、あとはそれを補うだけです
5つの能力という新しい斬り口で、今まで闇雲に取り組んでいた学習方法を見直してみませんか
学習者数がダントツNo1なので便宜上「英語の能力」と話をしてきましたが、
実はこの「5つの能力」という概念は全ての主要な外国語にあてはめることができます
僕もこの「5つの能力」という視点で
英語
フランス語
ロシア語
ドイツ語
韓国語
中国語
スペイン語
アラビア語
インドネシア語
という9ヶ国語の初級編をお勉強しています
早く中級者になって、「5つの能力メソッド」の成果をお見せできればなーなんて思っています
今日の記事が皆さんの外国語学習の手助けになると嬉しいです?
まだ見ぬ世界へ!外国語学習も新四十路でガッチリ固めていこうぜ!!



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